国際Aマッチでオーストラリアと対戦し、0-31というスコアで敗れたアメリカ領サモア代表。
その映画が『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』。
ようやくAmazonインスタント・ビデオで観賞することができました。
予告編からして感動できます。ジョン・カビラ氏のナレーションもウイイレ好きにはたまらない。
様々な困難がありながらも、決してあきらめず真摯にサッカーに取り組む姿勢。
確かにレベルは高くないかもしれませんが、勝利至上主義や商業主義に染まった強豪クラブの試合では味わえない清々しさを感じます。
米領サモアの強化を託されたのは、オランダ人監督トーマス・ロンゲン氏。
かつてブータン代表とモントセラト代表の"もう一つのワールドカップ"『アザー・ファイナル』を企画したのもオランダ人だったと思いますが、サッカーが取り持つ縁の不思議さには驚かされます。
強くはなくても、サッカーに対する愛と情熱は世界の強豪国にひけをとりません。
単純に技術レベルの高さを競うことに執心しがちな現代サッカー界ですが、彼らのような本当のサッカー魂を持ったアマチュア集団こそが、今求められているような気がした日のこと。
ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦(字幕版)
- 発売日: 2014/05/17
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