Winning Heroine

日本唯一(たぶん)の女子スポーツ漫画・アニメ特化blog。

2023年2月前半ダイジェスト

日本唯一(たぶん)の女子スポーツ作品専門blog、『Winning Heroine』へようこそ。
このブログは、「女子スポーツ」に関連する話題を扱った漫画・アニメ・ゲームといったサブカルチャーコンテンツを紹介する稀少なblogです。

 

節分やバレンタインと、意外とイベントが豊富な2月前半。
関東平野部でも積雪があったりと、まだまだ冬の寒さが残る季節ではありますが。

nordot.app

先日は雪上の競技というイメージがある「スキージャンプ」女子W杯にて、日本勢3人が表彰台を独占するという史上初の出来事がありました。
スキージャンプ競技のW杯で欧州・北米以外から参戦している地域はほぼ日本のみという状況ですが、素晴らしい快挙をもたらしてくれました。

さて前回のエントリですが、当blogでは初となる「AIイラスト」を取り上げた企画『AIイラストで紹介する女子スポーツキャラクター』となっております故、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

winning-heroine.hatenablog.com

【目次】

発売済女子スポーツ漫画

もういっぽん! (22)

2月8日発売。

現在好評放映中のアニメ版Blu-rayも予約受付中。

過剰な演出や奇をてらった作品が注目を集める昨今のアニメに食傷気味だったblog主にとっては、「もういっぽん!」のような作品がとても愛おしく思えるのでした。

藤津亮太》氏の「アニメ!アニメ!」サイト内のコラムにも、そのあたりのblog主の気持ちを代弁してくれている節があるので共感しかありませんでした…

animeanime.jp

ギャル×スケ! (2)

2月10日発売。

オトしてください! 女神様!! (2)

2月9日発売。

発売予定女子スポーツ漫画

五輪の女神さま ~なでしこ寮のメダルごはん~ (5)

2月17日発売予定。

つりこまち (4)

2月25日発売予定。

ラノベ】わたなれ@5巻

集英社ダッシュエックス文庫から発売中のライトノベルわたなれ』こと、『私が恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』。

「次にくるライトノベル大賞2021」で第3位にも輝いた作品ですが。

dash.shueisha.co.jp

青春ガールズラブコメ、すなわち「百合」を描いた今作の最新5巻が2月24日に発売予定。

もちろん女子スポーツ作品ではないのですが、学園といえば青春イベントが盛りだくさん。そして5巻で描かれるのは「球技大会」。

ヒロインである【甘織れな子】と、スーパースターの【王塚真唯】を中心に描かれる「わたなれ」5巻の挿絵が公開され、可愛くも凛々しいバスケットボールユニフォーム姿が。


www.youtube.com

YouTubeで公開されているPVがまた見もので、二人のCVは《田所あずさ》さん、《大橋彩香》さん。
当blogでもお馴染みの『ウマ娘』の主要キャラクター【シンボリルドルフ】【ウオッカ】を担当するキャストさんでもあります。

ちなみにコミック化もされており、百合作品でありながら文庫・コミック版共にAmazonでも平均レビュー評価が4.8以上と好評を得ておりまして。

Ⓒみかみてれん・竹嶋えく / 集英社ダッシュエックス文庫

「ぼっち」でピンク髪なヒロイン…なんとなく覇権の予感がいたします。

パドラーズハイ

日本唯一(たぶん)の女子スポーツ作品紹介blogを自称している当blog『Winning heroine』でありますが。

マイナージャンルですから「日本唯一」のテーマを扱ったコミックス作品も多いのですよ。

以前のエントリでも紹介した、競技「フライングディスク」を扱った『紅緋のアルティ』とか、

競技「ローラーゲーム」を扱った『ホイップ!』とか。

また、『ゲートガール』はおそらく「ゲートボール女子」を扱った日本唯一のコミックスではないかと思います。
(あくまで商業作品の話であって、個人発表や同人誌は除きます)

そんな「日本唯一」の宝庫である女子スポーツ作品をまたひとつご紹介いたします。

川下りのスポーツ『ラフティング』を扱ったコミックス。

水屋杏里 / 芳文社

ラフティング」とは何ぞや?と思っている方も、こちらのコミックを読めば知らず知らずのうちにラフティングに詳しくなっていること間違いなし!

それが2009年にまんがタイムジャンボにて連載された『パドラーズハイ』。
2010年に単行本も発売されましたが、その作品が10年以上の時を経て、電子書籍にて復活を果たしました!

2023/1/27に上下巻同時発売。

ゴムボート状のいかだ(ラフト)に乗って急流などを下ったりするレジャーとしての側面が強いですが、スピードを競う世界大会も開催されていたりします。

www.river-guide.org

ちなみにタイトルの「パドラーズハイ」=「ラフティング中パドルを漕いでいるうちに気持ちよくなること」だそうで。
(登山者の興奮状態が極限に達して恐怖感が麻痺してしまう、クライマーズハイみたいなものですね)

水屋杏里 / 芳文社

川下りで有名な長瀞近郊の秩父周辺にある高校が舞台となっており、ラフティング部長であり発起人の【琴瀬優宇】をはじめとする女子生徒たちが奮闘していくストーリー。

もともと単行本は1巻までの発売でしたが、デジタル配信代行のナンバーナインによって未収録の2巻も電子書籍で発行されることに!

作者の《水屋杏里》さんは、このタイミングでBOOTHの自身のスペースにて電子書籍版のサンプルや初期設定資料をなんと無料で掲載されておりますのでそちらも要チェック。

mizuyaanri.booth.pm

blog主も長瀞のライン下りを体験したことはあるのですが、ラフティングに関しては未経験。
いつかはラフティング体験もしてみたいと考えています。

ラフティング体験・ツアーのアクティビティ・遊び・体験・レジャーの格安予約 【アクティビティジャパン|日帰り旅行】

全国的にみると意外にも四国が人気エリアとなっており、四万十川のような堤防のない自然の地形を生かした川が多いことも要因かもしれません。

【ASMR】おーるあうと!第3弾

筋トレ・ダイエットをテーマにしたASMR作品『おーるあうと!』の第3弾がDLsiteにて1/29に公開。

既に当blogで取り上げていたものと思っていましたが、どうやら初公開だったようでして…

ⒸEXCEED VOICE

おーるあうと!』シリーズは、筋トレ支援作品のASMR版といったところ。

類似の作品として、過去には『いっしょにとれーにんぐ』といった作品がありましたが、可愛い女の子が初心者向けのエクササイズ方法をガイドしてくれるという点では近いものがあるでしょうか。

おーるあうと!』シリーズの第1弾は【水間結花】ちゃん。
(CV:《田中美海》さん=『灼熱の卓球娘』【上矢あがり】役etc)

ⒸEXCEED VOICE

陸上部の短距離エースで、妹系のキュートな15歳。

 

おーるあうと!』シリーズの第2弾は【山本好乃】ちゃん
(CV:《佐伯伊織》さん=『ウマ娘』【キングヘイロー】役etc)

ⒸEXCEED VOICE

ジムウェア姿のスポーティーなスタイルがキュートなビジュアルも魅力ですが、やはりメインとなる売りはASMR作品だけに、ヘッドホンで聞くと臨場感たっぷりの音声ではないでしょうか。

※第2弾はそのまんまキ〇グがそこにいるようなツンデレっぷり。

なお、内容はトレーニング支援のため、再生する際はダンベルなどをあらかじめ用意しておくのが◎です。

www.dlsite.com

今回販売された第3弾のヒロイン【小川優里亜】ちゃんは、清楚な新人トレーナーながら、予約が絶えない人気ぶり。
そんな彼女には、ある秘密があって…

ジムでのマシントレーニングを想定した作品のため、トレーニングマシンの解説が主体となっています。

CVは、"まゆち"こと《相良茉優》さん。
(個人的にラブライブ!シリーズが好きなblog主としては、ニジガクの中須かすみ役のイメージが強いです)


www.youtube.com

なお、清楚の後に「?」がついてるのはお察しください。。。

美少女ボクサー画像集 (AIイラスト+加筆)

冒頭でもちらっとお知らせしましたが、実はこの「2月前半ダイジェスト」の一つ前のエントリにて、『AIイラストで紹介する女子スポーツキャラクター』という企画を執筆いたしまして。

winning-heroine.hatenablog.com

最近では多くのAIイラスト生成機能を使った画像投稿がSNS上を席巻しておりますが。
やはりAIイラストには不自然な点や違和感がぬぐえないのも事実であり。

そんなAIイラストの「弱点」を補うべく、人間の絵師が監修された画像作品集がDLsite専売にて1月31日に発表されております。

サークル「ハコイリムスメ」さんによる『美少女ボクサー画像集』。

www.dlsite.com

作品内容によると、

・AIが出力した膨大な数の絵を人の目で厳選
・画像集として鑑賞に堪えうる解像度※で再出力
・人間の絵師に依頼し、多数ある不自然な部分を可能な限り修正
・絵師により、キャラクターがさらに魅力的になるような加筆修正を実施

ということで、単なるAIイラストとは一味違ったクオリティといえそうです。

ハコイリムスメ / 美少女ボクサー画像集

女子スポーツ作品を専門に扱うblog主も共感する部分ではありますが、

女子ボクシング分野は既存の絵が少ないため、特にグローブの精度が低い傾向にある

という指摘はもっともだと思います。
ボクシングに限らず女子スポーツ関連の画像はやはりマイナーのためか、絶対数が少ないので、どうしてもAIが苦手とする分野ではないでしょうか。
(逆に、絵師さんはそれを逆手にとることが可能ともいえますが)

AIイラストを使用した作品を販売することに関しては、様々な議論があるでしょうが、個人的にはこうした作品によって女子スポーツに興味を持ってくださる方が増えるのであれば、決してマイナスにはならないような気がするblog主であります。

【アニメ版】おにまい@6話エンドカード

個人的にですが、今期アニメで「もういっぽん!」の次に期待していた『お兄ちゃんはおしまい!』。(通称:おにまい)
ウマ娘』【サイレンススズカ】役の《高野麻里佳》さんがヒロイン【まひろ】のCVを務めておりまして、もともとは作者の《ねことうふ》氏の同人作品からスタートしております。

 

"女子スポーツとは関係ない作品"と思われがちですが、実は1話でちょっとしたスポーツ要素があったのをblog主は見逃しておりません。

Ⓒねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会

アニメ雑誌風の「スポーツアニメ特集」表紙に描かれた、走る赤ブルマ少女は紫色のポニーテール…
(藤〇杏さんモデルかな?)

Ⓒねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会

主人公である【緒山まひろ】の妹である【緒山みはり】。
実は中学時代に陸上部所属で、大会記録を残すほどの実力を持っていることが1話で描かれておりました。

Ⓒねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会

1話では川沿いでのジャージ姿でのランニングなど、ちょっとしたスポーツ要素もあったりしたのですが、6話のエンドカードではフロントウイングの《渡辺明夫》氏(ぽよよん♥ろっく名義も有名)による体操服+ブルマ描き下ろしイラストが。
(アニメOPの絵コンテ・演出のクレジットにも渡辺氏の名前がありました)

ちなみに、《渡辺明夫》氏のキャラデザといえば、『神のみぞ知るセカイ』の【高原歩美】も陸上部だったりとか。

jonsun展 ~あお高祭~

当blogでもたびたび紹介している『あお高競泳部』のイラストレーターでもある《jonsun》氏の展示が秋葉原で開催決定。
体育祭をイメージしたイラスト展、とのことで、メインビジュアルは描き下ろし。

Ⓒjonsun / TSUKURUNOMORI

開催期間は2/17~2/26。
イラスト展示スペースへの入場は「抽選権付入場チケット」(500円)が必要となるため注意です。

news.toranoana.jpあわせてグッズ販売も行われ、グッズ購入のみであればチケット購入は不要とのこと。

Jリーグ×ラブライブ!シリーズコラボ

2/11に開催されたJリーグFUJIFILM SUPER CUP」とのコラボも無事終了した「ラブライブ!」シリーズ。

さらに夏頃からJ1の18チームともコラボが決定!

www.lovelive-anime.jp

コラボ試合当日も白熱の試合展開で盛り上がり、描き下ろしの限定グッズも多数販売されるなど大盛況。

声出し応援も全エリアで解禁されており、試合の臨場感やサポーターの一体となった応援もまた素晴らしいものでした。

J.LEAGUE

キャストとJリーグマスコットとの競演などもあり、見どころ満載で個人的にも現地に観戦に行きたかった…

鶴河秋水@女神のカフェテラス

4月放送開始のアニメ『女神のカフェテラス』。

原作は少年マガジンのラブコメで、作者である《瀬尾公治》氏は以前にもマガジンで陸上競技を描いた恋愛漫画涼風』を連載しておられました。

今でも"アニメや漫画に登場する「陸上少女」キャラクター"といえばコミックのヒロインである【朝比奈涼風】を挙げる方も多いかもしれません。

『涼風』は走り高跳びのヒロインという珍しい題材のラブコメですが。
(ほかに陸上少女+恋愛を扱ったコミックでは、スピリッツで連載され、実写化もした『恋は雨上がりのように』が挙げられるでしょうか)

そんな『女神のカフェテラス』にもやはりスポーツヒロインが登場する訳でして。


www.youtube.com

高2(コミックでは3年生)の空手部所属、ポニーテールで5人のヒロインの中では最年少の【鶴河秋水(つるが・あきみ)】。
CVは『ウマ娘』=【サトノクラウン】役も発表された《鈴代紗弓》さん。

瀬尾公治講談社 / [女神のカフェテラス]製作委員会

なお、余談ですがヒロイン5人のうち4人のCVが『ウマ娘』のキャストを担当しているという縁も。
また、過去のコミックス発売記念CMでは【セイウンスカイ】役の《鬼頭明里》さんが1人でヒロイン5役を務めていたことも…

www.oricon.co.jp

空手部ヒロイン【秋水】ちゃんですが、PVでもわかる通りに口より先に手や足が出る、蹴り技が得意なキャラクター。
格闘ゲームの必殺技である「昇竜拳」などを披露するなど、空手部の素養を活かしたかなりアクティブな性格の女の子です。

今後の彼女の活躍に期待しつつ、コメディ担当ということもありアニメでは色々とサービスショットもありそうな予感です。

 

そして、過去には空手部女子を集めたエントリも掲載しているので、こちらも良かったらどうぞ。

winning-heroine.hatenablog.com

ウマ娘 プリティーダービー

いよいよ2月24日アプリのリリース2周年を迎えるゲーム版『ウマ娘』。

CMからも新実装ウマ娘の"匂わせ"演出が存在するなど話題が持ち切り。


www.youtube.com

確定情報ではないので、あくまでも予測ではありますが、実装される2人のキャラクター説が濃厚となっております。

t.co

2/13からは新育成ウマ娘シンコウウインディ】も登場し、ダート戦線も活気づいて参りました。
楽曲「UNLIMITED IMPACT」では彼女の歌唱もあり密かに注目しております。

ⒸCygames

2/14からは「バレンタインプレゼントキャンペーン」企画も開催。
期間中に1日1回、所有している育成ウマ娘から1人を選び、プレゼントをもらうことが可能。
特別チョコ(親愛度9以上でもらえる)に至っては、全キャラ分のグラフィックが用意されているという手の込んだ仕様。

また、セブンイレブンでは2/16からキャンペーンが開催。

ⒸCygames

ビジュアルも描き下ろしで、【サクラローレル】や【ミスターシービー】、【ナリタトップロード】など未実装キャラも登場。

 


ビジネスの世界では、2月と8月は一般的に売り上げが落ちると言われておりますが。
サブカルチャー界隈では逆にイベントが多かったりするのかもしれません。

8月は言わずと知れたコミケや夏のアニソンフェスなどが開催され盛り上がりますが、2月も節分やバレンタインがあったりで、ソシャゲのイベントなども豊富だったりして課金額が増加したりするという噂も。

今月も2/12は『ウマ娘』のキャストイベントが4本立てだったり(「ワンホビ36」「佐賀競馬場コラボ」「WINNING LIVE09リリイベ」「超次元音楽祭2023」)、2/24にはゲームリリースから2周年を迎えるということで、嬉しい反面追いかけるのが大変な2月となりそうです。

なお、エントリ予定だった冬コミの女子スポーツ関連同人誌の紹介ですが、諸事情により見送りの見込みです…