Winning Heroine

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ポスターデザイン:東日本女子駅伝FINAL

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当blogは「女子スポーツ」に関するアニメ・漫画、ゲームなどの作品をメインに扱う国内でも稀少なblogです。

【目次】

 

今回は、女子スポーツの現場で使用された「二次元イラスト」を使用したポスターデザインについてのエントリ。

東日本女子駅伝とは

例年11月に福島市で開催される駅伝大会で、1985年に開始。

www.fukushima-tv.co.jp

東日本女子駅伝』は18都道県の代表選抜チームが出場して、タスキをつないでいくリレー方式の大会。

残念ながら、2024年の今大会をもって「FINAL」と銘打たれ、最終回となりました。

メインビジュアル

今大会のビジュアルは『アイカツ』や『フラ・フラダンス』のキャラデザで知られる《やぐちひろこ》氏が2021年の第36回大会から担当しており、アニメキャラクター風のポスターになっているところが特徴です。

第36回(2021年)

Ⓒdesign service / illustration:やぐちひろ

第37回(2022年)

第38回(2023年)

第39回(2024年・FINAL)

二次元イラストを使った秀逸なデザイン

スポーツの大会では、あまりお目にかかれない二次元イラストを使用したポスターやデザインなどをチョイスしてみました。

whitebuffalo OMAEZAKI PRO2024(サーフィン大会)

グランフォンドKOMORO(自転車イベント)

バスケ少女(個人作品)

www.instagram.com

さいごに

女子スポーツの大会のビジュアルなどで、いわゆる「アニメ風イラスト」が用いられることは少なく、非常に貴重ともいえるだけに、「東日本女子駅伝」は今年の大会が最後になってしまうのは寂しくもあります。

《やぐちひろこ》氏の温かみがありつつも、躍動感が伝わるイラストとデザインは非常に秀逸で、女子スポーツの現場では敬遠されつつある「二次元イラスト」も違和感なく駅伝にマッチする仕上げには感心させられました。

 

近年でこそ市民権を得てきた「萌え」ですが、あまり意識しすぎた作風になると、公共のデザインではともすれば議論が起こりやすくなるセンシティブな問題をはらんでいるのも確かです。

親しみやすさとスポーツの魅力を兼ね備えた秀逸な「二次元イラスト」を使った女性キャラクターのポスターというものが、これからもっと増えていくといいな、と考えているblog主なのでした。