女子スポーツ作品を追いかける当blog『Winning Heroine』へようこそ。
日本で唯一(おそらく)の"女子スポーツ作品特化blog"を運営する主宰として、どこよりも詳細な女子スポーツ特集を組みたいと日頃から思っております。
今回のエントリは恒例の競技別ヒロイン特集、今回はずばり【バスケットボール】。
2021年の東京オリンピック。
女子バスケは史上初となるメダルを手にしたわけですが。
女子スポーツにおける観客動員数は、海外に比べるとまだまだ日本は水をあけられている状況ではありまして、それはコミックスの扱いにおいても同じことが言えるでしょう。
『SLAM DUNK』『黒子のバスケ』など、漫画ジャンル全体でも知名度の高い作品が男子バスケにはある一方、女子バスケを扱ったコミックスは残念ながら数えるほどしか存在しません。
しかしながら、「バスケ作品」以外のところで、バスケヒロインは意外と活躍したりしていたり。
今回は、女子バスケ作品のみならず、バスケットボールに縁の深い女性キャラクターを徹底的に紹介していこうと思います!
【目次】
つばめティップオフ!
2022年5月12日に最終第5巻(紙書籍版)が発売された、女子バスケ漫画『つばめティップオフ!』。
今作の魅力は、バスケ未経験で運動が不得意なヒロインが主人公という点にあるといっても過言ではないでしょう。
身長190cmという恵まれた体躯を見込まれてスカウトされた主人公【春野ツバメ】。
ヒロインの【ツバメ】は正直なところ、バスケに関しては素人であり、運動経験もほぼ無しのため、最初はフリースローですら苦戦するありさま。
そしてもう一人のヒロイン、【秋風アイビス】はハーフの褐色少女で、ツバメとの身長差は約40cmの凸凹コンビ。
このあたりの設定は女子ビーチバレー漫画『はるかなレシーブ』に通じるものも感じますが。
「高身長」という個性は、バスケにおいては"一芸に秀でた才能"であり、そこに惚れ込んだ【アイビス】と共に、高校バスケ回の頂点を目指すこととなります。
【ツバメ】の茶道の経験が、フリースローのルーティーンに活かされたりと、従来にはない視点から描かれるバスケ漫画として、目の付け所が面白いな、と思わされます。
一方のもう一人のヒロイン【アイビス】は万能型の天才選手ですが、過去の自身の体験がプレーに影を落としており…
白鷺高校の女子バスケ部を舞台に繰り広げられるストーリーにはクールさ&熱さが絶妙に交じり合い。
登場するキャラクター達は様々な葛藤を抱えつつも、大会での好成績を目指し駆け抜けてゆく青春グラフィティ。
なお、ボイス付きコミックとしても動画が公開されておりまして。
※ツバメ役のCVを務める鬼頭明里さんは、バスケゲームのアプリ『Fever Dunk』の【柊青依】でもボイスを担当していたりする縁も。
5巻で完結となってしまったことは非常に惜しいのですが、女子バスケ漫画としては大きな爪痕を残した作品として評価したいところです。
ロウきゅーぶ!
男子バスケの金字塔が『SLAM DUNK』なら、こちらは女子バスケの金字塔的作品と言えるでしょう。
ライトノベル発、2009年より電撃文庫で連載されていた『ロウきゅーぶ!』は、2022年の現在に至るまで女子スポーツのライトノベル作品としては最大の累計発行部数として燦然と輝く実績を持っています。
ノベル版だけでなくコミックス版も高評価で、スピンオフ4コマなども発売。
アニメやゲーム、ラジオにドラマCDなど、数々のメディアミックス展開が実現するほどの人気コンテンツとなりました。
ちなみにタイトルは「籠球」(バスケの和名)と「休部」をもじっており、さらに「ロウ」=low(小さい)とも掛かっている通り、いわゆる「ロリコン」が作品のテーマにもなっています。
作中で取り扱われているバスケは厳密にはミニバスケであり、12歳以下の子供がプレイできるように、通常のバスケよりもコートやボールの大きさがミニサイズになっていたりします。
また、前の項目で紹介したバスケ漫画『つばめティップオフ』との共通点として、才能のある選手の孤立が描かれており、他のラノベ作品に比べるとファンタジー要素は薄く、物語にもリアリティが感じられる点もポイント。
アニメ史に燦然と輝く「小学生って最高だな」の名言や、当時16歳だった小倉唯さんの声優起用など、色々な意味で話題を呼んだ作品でもありますが。
可愛らしい絵柄とは裏腹に、作中では本格的なバスケの戦術やメンバー個々の長所を上手く生かしたコーチングを発揮する主人公【長谷川昴】の指導により、唯一の経験者である【湊智花】を中心に、女子バスケ部はめきめきと上達していきます。
身長が高いことがコンプレックスな【愛莉】に対して"スモールフォワード"を指名しつつ、実際はセンターの役目をさせたりと、奇抜なアイデアでメンバーの能力を引き出していったり。
対戦相手の男子バスケ部エースに対して、密かに思いを寄せている【ひなた】をマッチアップさせ、ファウルトラップで動揺させたりと、様々な施策をフル回転させて勝利を目指したり。
反復練習が得意な【紗季】や、特定の角度からのシュートが得意な【真帆】など、メンバーの個性に合わせた的確なコーチングで結成間もないチームの番狂わせを演出するなど、限られたリソースの中で最大限の能力を発揮させる手腕は見事という他ありません。
バスケシーンのみならず日常のヒロインたちのエピソードも楽しく、試合部分のシリアスな表情だけでなく、お泊り合宿やお屋敷でのプール回など、ヒロインの様々な表情を堪能できることもこの作品の魅力の一つとなっています。
とりあえず地球が滅びる前に
2017年公開の長編アニメ映画『夜明け告げるルーのうた』でキャラクターデザインを務めた"ねむようこ"による女子バスケ漫画『とりあえず地球が滅びる前に』。
小学館の漫画レーベル『月刊flowers』にて連載されていたということで、珍しい「少女漫画×女子バスケ作品」形式の作品。
フツーレベルの進学校の、女子バスケ部所属の寅子(とらこ)は、バスケより彼氏がほしいお年頃の、ごくごくフツーの女子高生。女子高生にとって、「卒業」は「この世の終わり」のようなもの。女子高生の自分が死んでしまう前に、できることは全部やりたい!そんな寅子たちの前にある日、「神」と名乗る男が現れ、「あなたたちが県大会で優勝しないと地球が滅びる」と予言(?)。カナリ胡散臭いけど…よ~し、とりあえず地球が滅びる前に、一撃必殺のスリーポイントシュート、決めてやろうじゃん!ガールズコミック界注目の作家・ねむようこが満を持して贈る、恋とバスケと地球の命運をかけたスペクタクル☆ラブコメディー!
ラブコメの体裁を取りつつ、「バスケで世界を救う」という壮大なテーマも包含する意欲的な作風が作品全体を通してしっかりと伝わって参ります。
主人公となるヒロイン【一ノ瀬寅子】(補欠)を中心に語られる今作ですが、バスケの腕前に関しては正直なところ"ズバ抜けて下手"と評される腕前なのですが、スリーポイントシュートだけは百発百中。
そんな寅子は、普通に青春を謳歌したい女子高生。
「地球の将来がピンチ」なんて言われても、目の前の楽しいことを追いかけるのに夢中な一人の女の子。
恋愛事情や卒業のことが気になってバスケに集中できない日々。
ついにはバスケ部を脱退してしまいます。
しかし、次第に「大切な場所」が無くなることの意味に気づき…
バスケという題材を活かしつつ、青春という一瞬の輝きをうまく切り取って形にした秀作。
自分の学生時代を思い出して懐かしくなるのはきっと自分だけではない…はず。
バスケの女神さま
失恋から東京⇒島根に移住した女子高生【新海深雪】。
失意の中、偶然出会ったバスケ少女【迫水翔】との邂逅をきっかけにして、バスケットボールの魅力に引き込まれていく物語『バスケの女神さま』。
作者の内々けやき氏は元々成年向けコミックスを中心に活動しており、女の子の表情や仕草など、かわいらしさの表現に魅力を感じます。
なお、今作の舞台が島根なのですが、作者の出身も島根県だそうです。
バスケはおろか、運動初心者の【深雪】。
当然ながらバスケ部に入部しても周囲の足を引っ張るばかり。
初めて出場した試合では全く動けず、へたり込んでしまう有様。
ボールが派手に顔面に激突し、コートからの退場を余儀なくされます。
そんなとき、バスケ部に入部するきっかけをくれた【翔】の一言で目覚めた【深雪】は、不格好ながらもがむしゃらにプレーし、息を吹き返す…!
覚悟の決まった【深雪】と、中学時代に県選抜&MVPの実力を誇る【翔】をはじめとする"太舎高校"のメンバーたちはインターハイに向け、他校との練習試合を通して経験を積んでいきます。
作中ではユニークな練習方法として「田植え」や「けいどろ」を取り入れていたり、新体操部のトランポリンをジャンプ力向上に活かしていたりと、試合部分以外でもしっかりとバスケットボール描写がなされており、3巻で完結してしまったことが惜しい作品でもあります。
ちーこばすけっと!
KADOKAWA発、コミックキューンにて2015年~2017年に連載されていた日常4コマ漫画『ちーこばすけっと!』。
コミックキューンレーベル自体が百合作品を多く掲載しており、こちらの作品も登場するのは女性のみ。
作者の米白粕氏は、いわゆる美少女系のイラストレーターで、Vtuberの「星川サラ」のデザインも担当。
イラストがフィギュア化されるなど、実力派の萌え絵師としてメロンブックスなどでグッズも多数販売されている人気ぶり。
そんな作者の初コミックスとなった『ちーこばすけっと!』ですが、バスケを題材にした件について、あとがきで作者がバスケ部所属だったことが明かされています。
イラストレーターが本業だけあって、カラーの扉絵はさすがの美しさ。
いわゆる日常漫画がメインのため、バスケの描写は少なめではありますが、その分バスケを知らなくても楽しめます。
(個性強めな)女子バスケ部のメンバーを中心にゆるっと話が進み、時には制服、メイド服、水着など萌え要素もぬかりない仕様。
それでもやはり、この漫画のハイライトはバスケユニフォーム姿の女の子たち。
可愛さと凛々しさが同居するこの空間!
なんだかんだで、意外とバスケしている作品なのですが、残念ながらコミックス2巻で完結となります。
なお、タイトルにある「ちーこ」は主人公である15歳の【深見ちい子】の名前から取られています。
【特集】バスケ作品以外のヒロイン
ここからは 、バスケ漫画・アニメ以外で登場する女子を紹介。
化物語@神原駿河
西尾維新による『物語シリーズ』のヒロインである【神原駿河】(かんばる・するが)。
『化物語』の第三話に登場し、舞台となる直江津高校のバスケ部を全国区に押し上げたスター選手。
「<物語>シリーズ」は怪異ものということもあり、とある呪いの後遺症故に彼女の左手には包帯が巻かれています。
アニメ『花物語』ではバスケ対決(1on1)が描かれたりと、【駿河】の運動神経の良さが垣間見られるシーンも散見されるのですが、一方でMだったりBL好きだったりロリコンだったり、部屋の片づけができなかったり…と私生活の方ではかなり乱れた部分を露呈していたりする点もあり。
人気キャラクターだけに、"ねんどろいど"などフィギュア化もされており、バスケットボールパーツとの相性は抜群。
コトブキヤからは、彼女のトレードマークである「黒スパッツ」を強調したポーズのフィギュアも発売されていて、アクティブな駿河の魅力が引き出されるスタイルに。
作品全体はスポーツものではないので、世界観としてはダークな内容となっている部分も多いのですが、【駿河】の存在が<物語>シリーズの中でもアクセントとなっていて、青春の1ページを垣間見ることができる点は個人的にグッとくるポイントです。
五等分の花嫁@中野四葉
現在絶賛公開中の映画『五等分の花嫁』も話題のラブコメ作品にも、バスケヒロインが登場。
一人の男子高校生が、諸事情により五つ子の女子高生の家庭教師を務めるというラブコメ作品の今作ですが、個性的な五つ子ちゃん達の魅力が大爆発しているところも人気の要因と言えます。
そんな五つ子の中で、今回紹介するバスケヒロインが【中野四葉】。
作中ではバスケ以外でも陸上など様々な部活の助っ人を務めるなど、抜群の運動神経を披露する彼女。
過去にも『白猫テニス』『ビーナスイレブンびびっど』など、スポーツ系アプリとのコラボも積極的に行っている『五等分の花嫁』ですが、コラボ中でも四葉ちゃんは大活躍を見せておりました。
コミックの作中でもバスケ部員から「上手で頼もしい」と評され、部員への勧誘も受けるなどの実力を誇る彼女ですが、個人的にはぜひ「四葉ちゃんを主人公にしたバスケ漫画(orアニメ)」が見てみたいところです!
【おまけ】バスケしながらサッカーもできるぞ!
見せたがりの露乃ちゃん@甘水露乃
「腋フェチの少年×露出癖のある美少女」という禁断のコンビネーション。
その名も『見せたがりの露乃ちゃん』。
作者の降本孟氏は過去に『たまてばこ』というサッカー少女ものをリリースしており、そちらでもサッカーユニフォーム姿の美少女が拝めるのですが。
今作のヒロイン【甘水露乃(あまみ・つゆの)】は、いわゆる「見せたがり」な女の子。
バスケ部に所属している模様で、1巻の冒頭からいきなりバスケユニフォーム姿が拝めます。
腋好き少年(通称:スナイパー君)を惑わすように腋を見せつけたりと、回を追うごとにエスカレートしていく露乃ちゃんの腋観察漫画とも言えますが(汗
さらにスナイパー君の姉、【よもぎ】も登場。
こちらはバレー部でやっぱりノースリーブのユニフォーム。
3巻ではなぜかバスケ部・露乃vsバレー部・よもぎの卓球対決で腋フェチ大歓喜の展開にw
さらには陸上部の娘も登場して、ノースリーブ女子スポユニ祭りの様相を呈している今作、女子スポーツ好きとして個人的に大注目のコミックスです!
true tears@湯浅比呂美
恋愛ADVが原作ながら、アニメ版はオリジナルストーリーとなっている青春群像劇『true tears』。
そこに登場するバスケ部のヒロインが【湯浅比呂美】。
1年生ながら麦端学園の背番号6(SG=シューティングガードがつける)を任されており、シュート技術の高い選手として認められている証とも言えます。
品行方正、容姿端麗で学園での成績も良好な彼女ですが、家庭環境においては難しい境遇に置かれている面も。
しかしながら、バスケ部で見せる彼女は活き活きとしていて輝いており、スター性を十二分に感じられます。
ワンハンドでのシュートシーンなど、作中でもたびたび彼女の華麗なプレーが描かれる点も嬉しい。
普段はストレートヘアですが、スポーツをする時は髪を結んでポニーテールになるところもまた、バスケ少女ならではの魅力です♡
CLANNAD@藤林杏
泣きゲーの元祖ともいえるKeyの不朽の名作『CLANNAD』。
原作やアニメにも登場したバスケットボール(というか3on3)シーンは「いつからスポーツアニメになったのか」と突っ込まれるほどでしたが。
アニメ第16話はヒロイン【藤林杏(ふじばやし・きょう)】の精悍な体操服姿とシュートシーンが堪能できる伝説の回として語り継がれるのだった(個人的な見解です)
男子ばかりの面子相手でも、序盤から3Pシュートを決めまくり、マークされるまでに。
なにげにシュートフォームが経験者ばりに綺麗。
ちなみに、このバスケシーンのフィギュアもWAVEから発売されており、体操服姿の杏の眩しい太ももが拝めます(ありがたや
彼女もまた、バスケ時は髪を結んではいますが、普段つけている白のリボンやニーソックスはそのままなところも萌えポインツ。
個人的には体操服姿だけでなくバスケユニフォーム姿の杏ちゃんも見てみたいblog主でありました。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会@宮下愛
現在アニメ2期が絶賛放映中のラブライブ!シリーズの「ニジガク」こと『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』。
こちらにも、『五等分の花嫁』の【四葉】ちゃん同様、様々なスポーツ系の部活から勧誘を受けるヒロインが登場します。
その名も【宮下愛(みやした・あい)】。
虹ヶ咲学園ではスクールアイドル同好会に所属しつつも、運動神経に関しては同好会メンバーでもトップクラス。
そのため様々な部活の助っ人を務めており、アニメ1期でもバスケ部と共に汗を流すシーンがありました。
愛さんハンパない。(by 楽しいの天才)
ちなみに実家がもんじゃ焼き屋で、ギャルっぽく見えますが人情に厚く友達思い。
スクスタではテニスに興じるシーンも登場。
アオのハコ@鹿野千夏
少年ジャンプ作品の中でも注目のスポーツヒロインが登場する『アオのハコ』。
ラブコメ全盛の昨今では珍しく直球の「青春部活恋愛漫画」となります!
バドミントン部の主人公、【猪俣大喜】の憧れの先輩であるヒロイン、【鹿野千夏】。
主人公が通う高校の女子バスケ部で次期エースと目されるほどのスター選手。
主人公の【大喜】と【千夏】の2人を中心とした、スポーツを通じて展開される爽やかな青春部活物語は、ヒロインの飾らない性格もさることながら、お互いの距離感が絶妙で、今後の展開を見守りたくなります。
ヒロイン【千夏】のバスケシーンは今のところ作中では控えめではありますが、これからのストーリーによっては出番も増えてくるかもしれません。
千夏先輩、実は主人公の大喜と同じ家に同居をしており、いわゆる「ひとつ屋根の下」で生活していたりします。
(上で紹介した『true tears』の【湯浅比呂美】も理由は違うものの、同じく居候)
現在も連載中のため、今後の展開が気になる今作、他にも新体操部の気になる幼馴染ヒロインも登場し、勢いに乗る『アオのハコ』から目を離せません!
小ネタ:ボイスコミック版の【千夏】役のCV、黒崎しおりさんの特技はバドミントンだそうです。
千歳くんはラムネ瓶のなか@青海陽・七瀬悠月
人気のラノベ作品「チラムネ」こと『千歳くんはラムネ瓶のなか』。
「このライトノベルがすごい!2022」文庫部門にて見事に1位を獲得した注目の作品でもあります。
今作に登場するバスケヒロインは【青海陽(あおみ・はる)】と【七瀬悠月(ななせ・ゆづき)】。
『アオのハコ』同様、こちらも王道の青春を感じさせる作風であり、従来のラノベ作品の主人公像とは一線を画す「リア充型」からの描写が斬新と好評のようです。
登場するヒロインもいわゆる"陽"を纏ったキャラクターが中心となっており、バスケ部ヒロインである【陽】と【悠月】のコンビの周囲もまた、笑いの絶えない明るい雰囲気を保っています。
コミカライズもされており、順調にいけばアニメ化も期待できそうな人気ぶりで、今後に注目したいところ。
また、小ネタとしてドラマCDでは【陽】のCVは赤﨑千夏さん、【悠月】のCVは天海由梨奈さんが担当。
(2人ともウマ娘では赤﨑さん=クイーンベレー役、天海さん=ミスターシービー役に起用されています)
作中でのバスケシーンはそれほど多くないのですが、吸い込まれそうな深いブルーのユニフォームがなんとも言えない爽やかさ、青春感を見事に体現しており、「ラムネ瓶」という今作のイメージとも相まって、「バスケ部」という設定が作品により彩を与えてくれる存在に感じられてしまったり。
PURELY×CATION@夏木洸
2016年発売のhibiki worksの美少女PCゲーム『PURELY×CATION』(ピュアリィケーション)。(※18禁)
「ずっと初恋の日々ADV」のジャンル名通り、甘々な彼女との恋愛生活を楽しめる今作の登場人物で、バスケ部主将の【夏木洸】。
癒しがテーマとなる今作の登場キャラの中でも「優しさ度」は最強。
普段はおっとりめながら、バスケの試合になると凛々しい立ち振る舞いになるところも素敵。
ポジションはPGで、チームの中心になるエース級の存在でありながら、成績優秀&とんでもないプロポーションを持つハイスペックプレイヤー。
※大きな声では言いませんが、成年向けゲームなので洸さんのバスケユニフォーム姿での×××シーンも収録されております
やがて君になる@日向朱里
バスケシーンはあまり出てこないのですが、電撃大王で連載された百合漫画『やがて君になる』の【日向朱里】はバスケ部所属。
ef@新藤景
あの新海誠氏がOPムービーを手掛けていたminoriの美少女ゲーム『ef -a fairy tale of the two.』に登場するヒロイン、【新藤景】もバスケ部。
魔法少女ネギま!@明石裕奈
アイドルマスター シンデレラガールズ@愛野渚
Cross Days@喜連川路夏
トゥルーラブストーリー2@森下茜
ご注文はうさぎですか?@リゼ
バスケ部じゃないけど、アニメ10話でダンクシュートも決めてたリゼちゃん。
なお、今回特集を組んで気がついたこととして、紹介してきた作品には日本海側が舞台となっているものが多いということ。
true tears(アニメ版)=富山県、バスケの女神さま=島根県、千歳くんはラムネ瓶のなか=福井県。
また、化物語の「私立直江津高校」は、新潟県上越市の"直江津"とは直接関係ないとされているものの、名前が同じという縁も。
スポーツの秋という事で秋田県能代市の能代工業のバスケ部ユニフォームを能代に着せました pic.twitter.com/7ujVeOmW70
— 壱河ふぇーす⚓️連合艦隊名古屋へ!3 (@rinc7600) 2015年10月14日
推測ではありますが、日本海側は雪が多いため、室内でもプレイできるバスケが盛んになる土壌があるのかもしれませんね。
◆その他バスケ関連作品
誰かの翼になりたい僕らの
百合小説には珍しく、爽やかさ溢れる青春シナリオ。
女川中バスケ部 5人の夏
コーチ役で声優として出演している女優の倉科カナさんは、バスケ経験者。
(桜井日奈子さん・広瀬すずさん・堀北真希さんなど、バスケ経験者の女優は意外と多かったりとか)
B.B. GIRLS
BREAK THE BORDER
pixiv@バスケユニフォーム