日本唯一（自称）の"女子スポーツ作品専門ブログ"、「Winning Heroine」へようこそ。
当blogは女子スポーツに関するアニメや漫画・ゲームなどの二次元コンテンツを紹介する稀少なサイト。
9月後半ダイジェストですが、blog主多忙により簡易版の更新となります。
先日紹介したやり投げの金メダリスト《北口榛花》選手のように、日本から世界に挑戦する女子アスリートが、ここ最近はニュースを賑わせていますが。
若干17歳でカーレースの本場欧州で開催された「Euroformura Open Championship(EFO)」で女性初の優勝を遂げた、高校生レーサー《野田樹潤》選手。
レースの世界では女性は非常に珍しく、度重なるルール変更など障壁も多かった中でも着実に結果を出し続ける彼女。
女子レーサーを扱ったTVアニメ『HIGHSPEED Étoile』も2024年に放映予定で、「juju」こと野田選手の活躍とともに、女性レーサーが世界を席巻する未来もすぐそこまで迫っているような気がいたします。
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【目次】
発売済みコミックス
一勝千金 (1)
9月19日発売。
ダンベル何キロ持てる？ (19)
9月19日発売。
つりこまち (5)
9月25日発売。
すいんぐ!! (5)
9月21日発売。
5巻が完結でしたが、blog主のXのポストを《佐倉おりこ》先生本人に「いいね」していただけたので記念に掲載。連載お疲れさまでした。
佐倉おりこ先生の「すいんぐ！！」最終5巻。
— あすかたーん (@asuka_turn) 2023年9月23日
完結は寂しいですけど、女子ゴルフの新たな魅力を引き出してくれた作品だと思います⛳️
連載お疲れさまでした。#女子スポーツ漫画 pic.twitter.com/7OkkrG9EQj
発売予定コミックス
球詠 (14)
10月12日発売予定。
例によって「メロンブックス」にてアクリルキーホルダー付き限定版を予約受付中。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2091206
ウマ娘 プリティーダービー Season 3
放送開始直前に迫った『ウマ娘』のTVアニメ3期。
「ぱかライブTV Vol.33」では、なんと3期ヒロイン【キタサンブラック】のモデルとなった競走馬の馬主である《北島三郎》氏がアニメ化に向けてメッセージを寄せるなど、話題を呼んでいます。
スポーツ作品隆盛だった昭和に比べると、現代ではスポーツを扱ったアニメ作品はヒットしづらく、blog主も良く当サイトで「女子スポーツ作品はマイナー」と嘆いておりますが…
しかし、『ウマ娘』の制作スタッフたちの情熱と真摯な姿勢は確実に現代の人たちにも響いているようです。
2期のBlu-rayの売上は20万枚と（ゲームの特典が大きいとは言え）、同時期の他作品を大きく引き離す数字を記録しています。
昨今の作品は異世界・転生ものなどが乱立し、「努力の過程を描く」作品は少なくなっているように思います。
それが現代のトレンドなのかもしれませんが、それでもblog主は、結果ばかりを求める効率主義の現代にこそ、敢えて「努力を怠らず、地道に高みを目指す」スポーツ作品に希望を見出したいと思うのです。
キャッチコピーに込められた思い、
諦めない、この手が届くまで―――
閉塞感、「諦め」こそ漂う日本社会。
"努力したって変わらない"という厭世観。
それを吹き飛ばしてくれるエネルギーが、「ウマ娘」にあると、blog主は信じ続けています。
PINKトルネード
「トルネード投法」を武器に1995年日本からMLBに渡った《野茂英雄》選手。
当時は野茂投手がメジャーに挑戦することに世論は否定的でしたが、活躍と共に手のひらを返したかのように日本中が湧きたちました。
（チャレンジすることを歓迎しない風潮は現在も根強くあるようですが）
そんな「トルネードフィーバー」が続く1997年、珍しく「野球を扱った少女コミック」が発表されていたことをご存じな方は少ないかもしれません。
小学館の「別冊少女コミック」にて連載された《海月未来》先生の作品集「PINKトルネード」が電子書籍にて9/29にめでたく復刻。
ヒロインは、リトルリーグでピッチャーだった【坂本蓮】。
女の子ながら、リトルリーグでピッチャーをしていた坂本蓮。だけど女というだけで、野球から遠ざけられ、悔しい思いをしてきた。四年後、蓮は野球をやめ、爪を磨きおしゃれをする女子高生に。そんな彼女が、女子野球部から勧誘されて、、、？
「トルネード」は作中では投法として明示されてはいないのですが、当時の野茂投手フィーバーにあやかった部分もありそうです。
歴代の女子野球ヒロインの例にもれず、【蓮】も勝気なところはさすがで、「女子野球部創設に立ちはだかる学園長」が登場するあたりも、歴代の女子野球作品の定型を感じさせたりと、往年の女子野球作品好きならニヤリとする展開。
1997～1998年は、blog主がちょうど女子スポーツ作品に目覚めたきっかけとなる作品『バトルアスリーテス大運動会』『ドキドキプリティリーグ』が発表されていた頃で、blog主個人としても今作にもちょっとした思い入れがあったりします。
なお、短編作品集のため、表題作の「PINKトルネード」に加え、宝石を題材にした「イミテーションレディー」、フィギュアスケートがテーマの「絶対無敵のトレオ」の3作品が掲載。
少女コミックで「女子スポーツ作品」は現在においても稀少なため、今後も電子書籍での過去作の復刻を心待ちにしたいと思います。
彼女のそれにやられてる
「女子スポーツ」の範疇から微妙にそれますが、「陰キャ男子×陸上部エース」の交流を描くショートコメディ作品、『彼女のそれにやられてる』をご紹介。
今作のヒロインは陸上部所属のJK、【夏木シホ】。
明るくスタイルも良い人気者で、陸上部でもエースとして活躍中。
対して文芸部所属（部員一名のみ）の【田宮】。
一人の完全プライベート空間を満喫していたものの、ひょんなことから【夏木シホ】と出会い、サボり場を侵略されてしまう危機に…！？
【田宮】くんは果たして、【夏木】さんの魅力に抗えるのか…！
陸上シーンの描写は少ないのですが、【夏木】さんの腹筋や陸セパユニフォーム姿がたっぷりと拝める今作。
頭を空っぽにして気軽に読める作風なので、表紙のマッスルな印象をいい意味で裏切られることでしょう。
なお、単行本1巻は10月6日発売。
新・エースをねらえ！COMPLETE DVD BOOK
9/29にぴあ株式会社よりDVDブック『新・エースをねらえ！ COMPLETE DVD BOOK vol.1』が発売。
書店限定特典として、【岡ひろみ】&【お蝶夫人】のクリアファイルが付属。
週間マーガレットにて1973年に連載スタートした女子テニス漫画『エースをねらえ！』。
日本中にテニスブームを巻き起こした、スポーツ漫画の金字塔ともいえる作品ですが、今作のvol.1ではTVアニメシリーズの1話～9話を約3時間45分収録し、ブックレットにはストーリー解説や設定画、ヒロイン【岡ひろみ】役の声優《高坂真琴》のインタビューなども掲載。
アニメ放送から50周年という節目となる今作については、テニス女子を特集したこちらのエントリでも軽く触れておりますので、こちらもご参考に。
winning-heroine.hatenablog.com
多忙のため、駆け足の簡易版更新となってしまいましたが。
女子スポーツのカテゴリとはそれてしまいますが、「Jリーグ×ラブライブ！」のコラボイベントなども開催中。
なんだかんだで、二次元美少女がスポーツのユニフォームを着ているのを見るのが好きなので、こうしたプロスポーツとのコラボレーション企画はもっと増えてほしいところ。
なお、10月後半は「スポーツの秋」を意識してか、女子スポーツ漫画の刊行予定も多いため、最新の情報はblog主が随時更新しているブクログの「女子スポーツ漫画まとめ！」をご覧ください。
