「陸上」。それはスポーツ大会における花形競技。
カール・ルイスやウサイン・ボルト、フローレンス・ジョイナー…
我々を魅了してきた圧倒的な走りは、見るものに鮮烈な印象を与え続けてきました。
なぜなのか。
それは単純明快。
シンプルなルール。
「誰よりも早くゴールにたどり着いた者」が勝つ世界。
今回はそんな「陸上部」に所属するヒロインを大特集してみたいと思います。
【目次】
おねチャ
まずは5/27に発売されたばかりのコミック『おねチャ』3巻より。
陸セパユニフォームが眩しい表紙のヒロインは、主人公の(血のつながらない)『姉』である【桃花】。
3巻ではライバルとなる1歳年下の後輩、【マサキ】との主人公を賭けた競争が勃発!
陸上漫画ではなくラブコメ作品なので、部活の描写はそれほど多くなかったのですが、3巻では競争のエピソードに重きを置かれているのがうれしいところ。
なお、一般向け作品ですが、性的な描写も多いため苦手な方はご注意を。
過去の陸上部キャラ
さて、ここからは漫画やアニメ・ゲームのキャラクターにおける「陸上部ヒロイン」を取り上げていきたいと思います。
陽ノ下光
「恋愛シミュレーション」の先駆けともいえる作品『ときめきメモリアル』の続編である、『ときめきメモリアル2』のメインヒロイン【陽ノ下光】(ひのもと・ひかり)。
1999年発売ということで、今から20年以上前の作品なのですが、blog主がちょうど思春期の頃だったのでリアルで恋心を抱いていた思い出がよみがえります。。
陽ノ下光とは (ヒノモトヒカリとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
ショートカットの活発そうな見た目に違わず、体を動かすことが好きな、主人公(=プレイヤー)の幼馴染。
ちょっと嫉妬深いところもありつつ、真っすぐで純粋、目標に向かってひたすら頑張るところは陸上部ヒロインらしい爽やかさを感じさせる娘です。
高坂桐乃
続いては『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のヒロイン、【高坂桐乃】(こうさか・きりの) 。
2008年~電撃文庫にて連載されていたラノベが原作ですが、アニメ化など様々なメディアミックス展開で人気を博したラブコメ作品。
ヒロインの桐乃は、中学2年生ながら容姿端麗、学業も優秀でその上陸上部でもエースを張るという完璧ヒロインなのですが、実は萌えアニメや美少女ゲームが好きという一面を持っていたりするところも。
そんな彼女ですが、アメリカへスポーツ留学するなど、陸上への情熱は強く、作品中でもたびたび陸上ユニフォーム姿を拝むことができます。
水瀬名雪
続いては1999年、PCゲームにて販売された、ゲームメーカー「Key」の初作品であり、以降その人気を不動のものにした『Kanon』から、 主人公の従姉妹であるヒロイン【水瀬名雪】(みなせ・なゆき)。
おっとりした性格なうえ、低血圧で朝はなかなか起きられないという陸上部らしからぬキャラクターなのですが、実はれっきとした部長。
作中では残念ながらあまり陸上に関する描写がなかったりするのですが、実は都道府県代表レベルの実力があるとか(byK川氏談)。
沢城凛奈
2006年発売、戯画のPCゲーム『この青空に約束を—』のヒロイン、【沢城凛奈】。
シナリオは『冴えない彼女の育てかた』でブレイクした丸戸史明氏で、今作は美少女ゲームアワード2006にて大賞も受賞。
アニメ化もされており(『ようこそつぐみ寮へ』)、2話では彼女にハイライトが当てられ、1500mと3000mで全国大会に出場したことが語られます。
また、マラソン大会でも実力を発揮するなど、中長距離全般が得意。
当初は孤独で周囲との壁を作るなど、寮の生徒たちとのかかわりを拒絶しますが、本来は優しい心を持つ、いわゆる典型的な「ツンデレ」。
女子陸上部漫画
陸上漫画はそれなりにあっても、「女子」限定となるとなかなか難しいところですが、女性メインとなる作品。
◆青春スウィートトラック
◆LSD ~ろんぐすろーでぃすたんす~
◆結崎さんはなげる!
◆じょりく!
ひとつの目標に向かって駆け抜ける姿には、性別や国籍は関係なくて、ひとりのアスリートとしての凛々しい顔を見せる陸上部ヒロインの一瞬の姿には心惹かれるものがあります。
もちろん、ここで紹介した以外にも陸上部ヒロインは存在します。
そして今後もきっと、様々な女子アスリートたちがアニメ・漫画・ゲームの世界で活躍してくれることを願って…!