本日は 「#ツインテールの日」 らしいのですが、残念ながら思い浮かぶスポーツ少女のツインテールキャラが少なかったので別の企画を。
2022年も2月に入りましたが、まだまだ冬真っ只中という頃合い。
身体を動かすのがおっくうになりがちな冬季ですが、「ウインタースポーツ」の祭典である冬季オリンピック・パラリンピックもいよいよ本番へ。
はてな唯一の スポーツ×美少女(おもに二次元)専門blog を自負している当サイトですから、このムーブメントに乗らないわけにはまいりません。
そんなわけで、今回の特集はずばり「ウィンタースポーツ女子!」。
冬季スポーツに関わるヒロインを特集していきますよ~!
さて、過去にも陸上やテニス、はたまた空手女子など、二次元の世界で活躍するスポーツ女子を特集してまいりました当blog。
winning-heroine.hatenablog.com
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今回は冬ならではの競技に携わる女子アスリート(二次元)を競技別にご紹介。
フィギュアスケート
銀盤カレイドスコープ
2003年~2006年に刊行されたライトノベル、「銀盤カレイドスコープ」。
コミックス発売・アニメ化とメディアミックス展開され、女子フィギュア作品としては最も成功したタイトルともいえるでしょう。
ヒロインの『桜野タズサ』は16歳の現役女子高生。
ライトノベルのストーリーは主人公である彼女の視点から展開されます。
ヒロインは美少女だが、性格や態度が色々と残念なところがあるという設定は当時同じ時期に連載されていた人気ラノベ「涼宮ハルヒの憂鬱」にも通じるものが。
ライバルとなるキャラクターも国際色豊かで個性的。
作中に「トリノオリンピック」「NHK杯」など実際のスポーツイベントが開催されるところも物語を熱くさせます。
コミック版は少女誌の「マーガレット」で掲載されているなど、どちらかというと少女漫画を意識した構成になっていて、ライトノベル原作にしてはちょっと珍しい作風であることも興味深いです。
アニメ版は実際のトリノ五輪直前の2005年に放映されましたが、なにぶん古い作品のため記憶が薄れてきてしまっているので、また改めて銀盤…もとい円盤を見直してみたくなってきました。
なお、恐らくですが、女子フィギュアスケートを題材にしたテレビアニメシリーズはこれが初登場だったのではないかと思われます。
アイレボ -Ice Revolution-
ジャンプスクエアにて2008年に連載されていたコミック「アイレボ -Ice Revolution-」。
主人公たるヒロインは、いわゆる「男勝り」と周囲から評価されるボーイッシュな空手少女。
快活でお転婆な彼女が、とあるきっかけで少年に助けられ、そこからフィギュアスケートの世界に興味を持ち始める、というストーリー。
日本ではフィギュアスケート人気は非常に高いにもかかわらず、コミック作品としてそれほど数が多くないのは、やはり描きづらい題材だからかもしれません。
しかしこの作品におけるフィギュアスケートの動きには躍動感があり、ヒロインの「活発さ」という性格を活かしたエキサイティングな構図に目を見張ります。
作中でのヒロインのフィギュア技術の成長もさることながら、彼女の心に現れる変化も見どころ。
おしゃれに興味がなかったヒロインが、だんだんと乙女になっていく様も微笑ましい。
単行本としては3巻で完結してはいますが、どこかでまたこの作品の後日談を読んでみたい…と夢想しています。
メダリスト
講談社のアフタヌーンで現在も連載中のフィギュアスケート漫画、「メダリスト」。
2022年の「全国書店員が選んだおススメコミック」にて、見事12位に輝いており、今後の躍進を予感させる作品です。
人生ふたつぶん懸けて、叶えたい夢がある!
夢破れた青年・司と、見放された少女・いのり。
でも二人には、誰より強いリンクへの執念があった。
氷の上で出会った二人がタッグを組んで、
フィギュアスケートで世界を目指す!
学校でも孤立しがちで、目立たない11歳の少女「いのり」の成長を描いたフィギュアスケート物語ですが、煌びやかで派手な印象のある「フィギュアスケート」という花形競技の表面ではなく、日々の積み重ねや壮絶な努力を描いたところにこの作品の特徴があります。
作者インタビューでも書かれていますが、人はどうしてもその表舞台に注目しがちですが、その陰に隠れて見えない裏側というものが実は重要であったりする。
スポットライトに当たらない部分を丁寧に描いた今作品ですが、ヒロインである「いのり」の頑張りに、こちらも気が付くと引っ張られている、そんな感覚に陥ります。
1巻では「周囲からの雑音」がありながらも、自分の夢に向かって挑戦を始めていく展開で、先の見えない世の中においても、希望をもって前進していく意思がしっかりと感じられます。
読者からの期待も高く、近い将来にアニメ化も実現しそうなタイトル。
アイスホッケー
プラオレ! PRIDE OF ORANGE
puraore.com昨年史上初の女子アイスホッケーアニメとして放映され、個人的にはまだ熱が冷めやらない「プラオレ!」ですが、メディアミックス展開も進行中で、まずはコミックス外伝「プレシーズン ~幣舞橋~」めちゃコミックで配信中。
ちなみにタイトルの幣舞橋(ぬさまいばし)は北海道釧路市の釧路川にかかる橋で、アニメ作中に登場したチーム「釧路スノウホワイト」のホームタウンでもあります。
プラオレ!~SMILE PRINCESS~
さらに、アプリゲームも事前登録受付中で、アニメの後日談を描いたストーリーが楽しめる他、こちらも史上初と思われる「女子アイスホッケーゲーム」としてのリリースが予定されています。
U-18日本代表チームを率いて世界と戦う熱いゲームになりそうな予感!
そういえば、本日2月2日はプラオレ!の水沢彩佳ちゃんのお誕生日。
ツインテールの日にぴったりでおめでたい!
🎂#プラオレ Happy Birthday🎂
— プラオレ!@1/10~テレビ東京にてTVアニメ放送! (@puraore) 2022年2月2日
2/2は#水沢彩佳
CV:相良茉優(@MayuSgr)
の誕生日🎊
▼キャラクター紹介はこちらhttps://t.co/pKX70xrDSS pic.twitter.com/8gD8Jc7j4e
氷球姫×常磐木監督の過剰な愛情
2013年~2015年に少年サンデーにて連載された女子アイスホッケー漫画。
女子高の氷球部が舞台で、恐らく女子アイスホッケーをメインに扱ったコミックとしてはこれが初めてのような気がします(読み切りなどを除く)
主人公は、この作品のサブタイトルにも出ている「常盤木」という苗字の高校2年生で、無類のスポーツ女子好き。
この一文だけで彼にものすごいシンパシーを抱いてしまうのは気のせいでしょうか。
ヒロインである薔薇紅羽(そうびくれは)は隣の女子高校生(花籠女学園)で、紆余曲折あって学園の氷球部監督に任命される…というストーリー。
さて、ヒロインの紅羽ですが、外見からは非常に可憐な印象を抱かせますが、実は「鋼の精神」であり、ちょっとしたことには動じないクールビューティー。
ストーカー気質のある主人公に対しても動揺する様子は見せず、彼の指導能力を見抜いて監督起用を進言するなど、かなりの冷静さと洞察力を持ち合わせており、そのあたりの駆け引きなども見どころです。
作者もアイスホッケーの取材を徹底したようで、試合中の描写なども違和感なくのめり込んでいくことができました。
全7巻完結ですが、最後は少し駆け足で終わった感はあるので、もう少し続いてくれていたらアニメ化もあったような気もいたしますが…
スポーツ漫画としては文句なく高いレベルにある作品ですので、「プラオレ!」でアイスホッケーに興味を持った方はぜひご一読を。
カーリング
こなゆき ふるり ~柚子原町カーリング部~
2008年に美少女PCゲームメーカー、ブルームハンドルからリリースされた恋愛ADV。
原画の「ぺこ」氏は現在「かにビーム」名義で活動しておられますが、ライトノベル「迷い猫オーバーラン!」の原画なども担当。
18禁美少女ゲームとして発売されながらも、カーリング描写が意外としっかりとしており、シナリオも良かったので、個人的にはコンシューマーに移植されてもおかしくない作品だと思うくらいです。
舞台は北海道の片田舎。
町おこしのために作られたカーリングチームのコーチに任命されたのが主人公(プレイヤー)。
素人寄せ集め集団のため、基本的にやる気がないチームを率いることになった主人公は、果たしてどのような指導を行うのか…!?
なお、登場ヒロインは「お姉さん系」がメインのため、年上好き、姉好き属性のblog主は歓喜したものです(ぉぃ
そして人気投票1位だったヒロイン冴子さんに至っては、後日談として「冴子の通い妻日記」という外伝が発売されるという…(内容はお楽しみ♡
基本的にストーリーも雰囲気も一貫してハートウォーミングなので、美少女ゲームが苦手な方もとっつきやすい作品だとは思います。
※18禁ですが
sweep!!
幻冬舎コミックスにて発行された(おそらく)史上初の女子カーリング漫画。
タイトルの「sweep」は、カーリングにおいてはブラシを掃いてストーンの速度や方向調整を行うこと。
物語の舞台はとある田舎町。ちょっと風変わりな口調(方言?)で話す女子高生、「里子」がヒロイン。
ひょんなことから温泉を掘り当て、それがきっかけで隣町を巻き込んだ騒動に発展し、なぜかなし崩し的にカーリングバトルに巻き込まれるというストーリー。
独特のテンポで進むコミックですが、試合部分になると一気にヒートアップして熱い勝負が繰り広げられるという点も、カーリングの空気感とマッチングしていて面白い。
最初はカーリングがスポーツだということも知らず、ひたすら銭湯でデッキブラシで掃除させられ、それがトレーニングになっていた、という展開もなんだか往年の名作空手映画を思い起こさせます。
ところで、この作品が「日本唯一の女子カーリング漫画」と紹介されているblogがあったのですが、実は、この他にも作品が存在しています。
ひとつは「オレンジでりばりぃ」。
そして「ミス・アイスマン」という作品。
ただし、こちらは配信のみで単行本化はされておらず、全2巻までで終了。
フラワーコミックス(小学館)レーベルのためか、少女漫画テイストで物語は展開されます。
残念ながらちょっと消化不良で終了してしまったところはありますし、題材的にもなかなか描きにくいテーマだとは思いますが、今後もほかの作品が続いていってほしいところです。
そして、意外だったのが「スノーボード」や「スキー」をメインにした漫画がほとんどないこと。
(スキージャンプを扱った「ノノノノ」は女性主人公が性別を偽って男子選手に交じって戦うという凄い設定でしたが。。。)
題材として、やはりウインタースポーツは描きづらいところもあるのかもしれませんが、個人的にはスノーボードクロスやエアリアル、ショートトラックなんて面白そうだと思うのですが。
その他いろいろ
雪ミク
静岡県にあるスノーボードパーク「イエティ」とのコラボが2021~2022シーズンも開催。
イエティ×雪ミクコラボ|スノーパーク イエティ|静岡県 富士山2合目のスキー場
スノーボードのブルーモリス社が展開する「SNOWMIKU Sports Line」は、雪ミクをデザインしたスキー板やスノーボードを販売。
さすが北海道が生んだキャラクター、雪ミクとウインタースポーツの親和性はバッチリですね!
衛@シスタープリンセス
かつて一世を風靡した美少女ゲーム、シスプリの中でもボーイッシュでスポーツ万能な衛。ローラースケートが得意なため、スノボだってお手の物です。
倉敷舞子@八月のシンデレラナイン
ハチナイの倉敷さん、実は結構アクティブ勢なのでは…と思わせる颯爽としたSSRスカウトの1シーン。
ブレンド・S@12話
スキー旅行回ということで、スノボや雪遊びシーンが描かれました。
ヤマノススメ
登山がテーマのアニメ、「ヤマノススメ」のBlu-ray特典。
冬山で華麗に滑り降りるヒロインたちがカッコいい。
プロジェクト東京ドールズ
昨年10月、惜しまれつつサービスが終了したスクエニのスマホ向けアプリ。
フィギュアスケート衣装のSSRシリーズが登場していたり。
ラブライブ!シリーズ
部活ものということで、過去にもスポーツ系イベントが開催されていましたが、ウインタースポーツのシーンもちゃんとあります。
スクフェス・スクスタどちらにも存在するのはさすが。
ちなみに、かすみんの中の人はフィギュアスケート経験者。(プラオレの企画動画でもアイスホッケーで活躍してましたね)
あんさんぶるガールズ!!
ウィンタースポーツガチャがあったようです。(残念ながらblog主はアプリ未所持です)
バンドリ!ガールズバンドパーティー!
ガルパではウィンタースポーツガチャが開催されたことも。
BanG Dream!ならではのカラフルな色彩がなかなか楽しい。
閃乱カグラ
ゲレンデでも凄い存在感!(敢えてどこがとは言いませんが)
THE IDOLM@STERシリーズ
アイマスのミリオンライブのカードシリーズでもウィンタースポーツ衣装が。
ガールフレンド(仮)
ガルフレのスキー教室シチュエーションのカード。
スキーウェアのバリエーションが豊富。
上記で紹介した以外にも、アニメ内においてスキーやスノーボードをする女の子が登場する作品に、
など、blog主が把握しているだけでも結構ありましたが、他にもきっとまだまだあるはず!
以上、「ウィンタースポーツ女子」特集でした~